スタッフ紹介

こんにちは。院長の西野辰太郎と申します。私は滋賀県彦根市生まれで彦根市で高校卒業するまで育ちました。私の実家は歯医者の家系とかではなく近江商人の家系で蚊帳の製造販売を商いとしておりました。父に小学校の頃に「しんたろうは将来やりたい仕事何をやってもいいんやで！！」と言われ、ただ漠然と自分の会社を持って社長さんになりたいなと思って勉学に励んできました。手の器用な祖母の影響もあってか、小学校から高校まで絵を描いたり粘土細工、彫刻や書道の作品は表彰されることが多く周りからは「書道家とか芸術家とかお医者さんになったらどうや？」と言われることも多かったですが当時は何になりたいとかは全くなかったです。 高校は地元の進学校の彦根東高校に入学し文武両道で部活と勉強を頑張りました。勉強は中の上くらいでしたがハンドボール部ではインターハイ出場を果たしました。高校の部活で頑張って取り組めば結果は必ずついてくるという自信が出来ました。
大学は東京歯科大学に進学しましたが、歯医者になりたい！という気持ちが特に強かった訳ではなく歯医者さんなら社長さんになりやすいかな？という安易な気持ちしかなかったです。ふわふわした気持ちではありましたが部活も遊びも勉強もしっかりやって歯科医師国家試験にもストレートで合格できました。大学卒業後は滋賀県に戻ろうかとも思ったのですが、滋賀県の歯科医師研修施設にご縁がなかったのか全て不合格となり静岡県で研修を行うこととなりました。磐田市立総合病院 歯科口腔外科で2年間みっちり口腔外科処置と医科との連携を学びました。ふわふわした気持ちで歯科医師になった自分でしたがこの頃、一医療人としての自覚ができたのを覚えています。
研修終了後は雪国の滋賀県にはない静岡県の温暖な気候と人柄の良さに引かれて静岡県内の歯科クリニックで勤務していました。先輩に分からないことを聞きながら、歯科の専門書を読みながら自分で一生懸命治療の腕をあげようと頑張って日々診療を行って来ましたが、上達するにも限界を感じました。もっと世界基準の凄腕の先生に学びたいと思っていたところ、佐故歯科医院でJIADS(The Japan Institute for Advanced Dental Studies)という歯科医師の研修会を知りました。東京や大阪、アメリカで行われたJIADSの勉強会に参加して世界レベルの講師の先生の症例や歯科治療に対する熱い気持ちに衝撃を受けました。それ以降より一層、勉強と技術研鑽を日々行うようになり歯科医師という仕事が楽しく、やりがいを感じるようになりました。気持ち的には高校大学の時のハンドボールの部活のような気持ちで歯科医師という仕事に向き合えていると思います。慢心することなく歯科医師でいる以上は生涯勉強をして技術研鑽を行っていきたいです。
ご縁もあって佐故歯科医院を私が引き継いでSAKO DENTAL CLINICとして再スタートすることとなりましたが、牧之原市という田舎でも都市部にも負けない世界基準の治療を提供させていただきますので皆さん是非、歯科のことでお困りでしたらご相談ください。
よろしくお願いします。